日舞は、着物で日常を過ごし、いたるところで三味線の音が聞けた時代の産物といっても過言ではない。
着物を着て踊るので、足袋と帯は必須である。足裏・足首は足袋に支えられ、胴体のコアは帯で支えられている。
これが、身体にフィットした服装で踊るバレエと根本的に違う点である。
ところが、本当に日舞の上手な方は、自分自身の身体で自分を支えているので、足袋や帯の助けがなくとも踊れるのである。
凡人の私が踊り上手な域に辿り着くために、バレエやエクササイズなどに取り組んでいるのだが、果たしてどこまで行けるのか?
やるしかない。